マタニティブリージング ONE DAY ワーク
マタニティブリージングとは、お母さんとお腹の中のあかちゃんが絆を深め愛情を 感じ合うための『意識的な呼吸』です。 まぁるく円を描くように呼吸を続けるだけでこれまで以上の一体感が得られるで しょう。出産は母と子の共同作業です。それに先駆けて呼吸で息を合わせておきま しょう。 また、「妊娠・出産・育児」この期間を通して、かつての幼い自分と母親との関係 を思い起こしたり、未来の我が子と母になった自分との関係を鏡のように重ねて しまうことはめずらしいことではありません。そのときこそ、それぞれの思い残 しや言い残しに気づき、そして手放すチャンスとなりえます。手放したその先には 新しい自分と新たな関係性が待っていることでしょう。そんな戸場口に「意識的な 呼吸」は連れて行ってくれます。その場に立ち そして 扉を開ける一歩もまたお腹 の中の赤ちゃんとともに起こす共同事業の第一歩でもあります。 それがどんな事業か?は出産のプロセスに象徴されることでしょう。
ワークの構成とブログラム
午前の部 妊娠期間中の呼吸と感情のお話し
○ 出産に必要な息はどっち? / 吸う息と吐く息の意味
○ お産の陰陽と呼吸の陰陽
○ ばればれのお母さんの気持ち
○ 呼吸でつたわるお母さんの"気持ちいい"
○ 怖れや不安の感情をポジティブなエネルギーに変える。
ブリージング
浄化の呼吸 あるいは 火と水の呼吸
午後の部 陣痛と呼吸のお話し 、誕生のプロセスは人生のひな形
○ 痛みの正体
○ 痛みと鎮静と呼吸の関係について ○ お産の快感について
○ お産ホルモン、オキシトシンを出すために大切なこと
○ 産道を走るウサギと産道を歩くカメのその後の人生って?
○ どんなお産もあなたらしいお産
ブリージング
まぁるくつながった円環呼吸の実践
円環呼吸は繋がる呼吸
お母さんのお腹の中で胎児は胎盤から繋がっているへその緒で呼吸をし、同時に食べ 物を供給され、リアルタイムでお母さんの感情も流れ込んできます。これらは血流を通 じて母と子を繋いでいる具体的な糧となります。中でも呼吸で得られる酸素は食べ物を 燃焼させエネルギー転化を図り、感情の色合いと流れは呼吸の質と変化に伴い様相も 変化します。 胎児時代はお母さんの血流をどんな時も受け入れシンクロしながら過ぎて行きます。 その間にお母さんの好きな食べ物と出会い、お母さんの呼吸のリズムを学び、お母さ んの感情の色合いまで知る、胎児時代はそんな共感時代だといえます。 この共感時代を豊かで幸せなものとするか否かがお産のプロセスとその後の育児生活 に反映されて行きます。 そして、幸せな妊婦生活への予期感は「いつもより深く大きく意識的に呼吸を続ける」 だけで得られることを体験してみましょう。